販売用: 1965 シェルビー GT350 R

シェルビー GT350R は、SCCA の B/プロダクション クラスでフォードのターンキー レースカーとして活躍し、セブリングやデイトナなどの有名なサーキットで重要な勝利を収めました。 リー・アイアコッカの発案で、フォードは窓、ヒーター、室内装飾品などのない特別な 1965 年製マスタングを改造のためにシェルビーの施設に出荷した。 271 HP 289 立方インチ V8 を搭載したこれらのマスタングは、ハイライズ アルミニウム インテーク マニホールド、ホーリー キャブレター、サイクロン Tri-Y ヘッダー、およびオイル クーラーで改良されました。

シェルビーは、ボルグ ワーナー T-10M 4 速トランスミッションと組み合わせて、パフォーマンスの調整を行ってパワープラントを 350 馬力以上に強化しました。 サスペンション調整、トラクションバー、新しいディファレンシャル、大型燃料タンクが統合されました。 GT350R はレースでの成功を超えて、シェルビーの量産 GT350 ラインとその後のマスタングのバリエーションに大きな影響を与え、マスタングを単なる車からパフォーマンスのアイコンに押し上げました。

公道走行可能な GT350 バージョンは 500 台以上生産されましたが、オリジナルの工場生産された競技用 GT350 R モデルは 2 台のプロトタイプを含む 36 台のみでした。 レースで見事な勝利を収めたこれらの GT350R 車両は、個人所有のもとで数多くの SCCA B プロダクション チャンピオンシップを獲得しました。 特に、GT350R は 1965 年、1966 年、1967 年の SCCA ナショナル B プロダクション チャンピオンシップで 3 回連続優勝を果たし、モータースポーツの歴史にその名を刻みました。

この特別な車両は、1965 年にシェルビー アメリカンによって製造された 36 台のターンキー競技車のうちの 1 台であり、並外れた血統と伝統を誇っています。 その結果、今後開催されるブロード アロー オークションでは、90 万ドルから 110 万ドルの価値が付くと推定されています。

1964 年 12 月 30 日に発注され、1965 年 4 月 9 日にフォードのサンノゼ工場から出荷されたシャーシ SFM5R212 は、シェルビー アメリカンによって工場競技車に改造されました。 1965 年 11 月 10 日に完成し、フロリダ州タンパのビル カリー フォードに引き渡され、最初はマイケル レイナが所有していました。 レイナとコドライバーのドン・カーニーが参戦し、1966年のデイトナ24時間レースに出場し、GT 3.0クラスで2位、総合18位を獲得した。 セブリング12時間レースにも登場した。

そのレースでのキャリアは長くは続かず、最終的には 1967 年にレイナによって売却されました。複数のオーナーを経て、1971 年にヴィンセント サンドブリッジとチャーリー マレットによって買収され、潜在的には「グルメ サラダ」が後援するレーシング チームの一員となりました。 その後の歴史には、SCCA および IMSA イベントが含まれます。 保管期間を経て、2000 年に完全なレストアが開始され、2004 年にナッシュビル スーパースピードウェイで開催された SAAC ヴィンテージ レースでデビューしました。

この GT350R は、わずか 36 台が生産されたうちの 1 台で、希少なグラスファイバー製ブレーキダクトインテークが残されています。 2020年に現在のオーナーが入手したこの車は、コレクターにとって、コンクールと競馬場の両方での勝利に最適な、キャロル・シェルビーの大成功を収めたレーシングカーを所有できる貴重なチャンスとなっている。

出典: ブロード アロー オークション